【べらぼう】第8話あらすじネタバレ「逆襲の『金々先生』」|感想や見どころも!

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【べらぼう】第8話あらすじネタバレ「逆襲の『金々先生』」|感想や見どころも!

2025年大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は、横浜流星さん主演で贈る、江戸時代の天才版元・蔦屋重三郎の生涯を描いた物語です。第7話では、蔦重が版元として独り立ちを果たし、鱗形屋の復讐に立ち向かう姿が描かれました。
第8話では、蔦重は吉原に活気を取り戻しますが、縁切り寺から逃げてきた女を助けることになり、新たな問題に直面します。

この記事では、気になる第8話のあらすじをネタバレありで詳しく紹介!さらに、感想や見どころもまとめました。「べらぼう」の世界をより深く知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

【べらぼう】第8話「逆襲の『金々先生』」あらすじネタバレ

瀬川の苦悩と決断

吉原の花魁として絶大な人気を誇る瀬川(小芝風花)は、日々多くの客を相手にし、その美貌と才知で人々を魅了しています。しかし、その華やかな表舞台の裏では、花魁としての重圧や孤独感に苛まれています。特に、体力的・精神的な疲労が蓄積し、心身ともに限界を感じることも少なくありません。

そんな中、盲目の高利貸しである鳥山検校(市原隼人)からの身請け話が持ち上がります。

鳥山検校は、初対面の際に瀬川の知性と優しさに感銘を受け、彼女を自分のもとに迎え入れたいと考えます。一方、瀬川は蔦重(横浜流星)への秘めた想いを抱えており、鳥山からの申し出に心が揺れ動きます。蔦重は瀬川に対し、彼女の幸せを願って「女重宝記」という教訓書を贈り、身請けされて新たな人生を歩むことを勧めます。

しかし、蔦重自身は瀬川への特別な感情に気づいておらず、瀬川は彼の言葉に寂しさを覚えます。果たして、瀬川は花魁としての使命を全うし続けるのか、それとも鳥山検校のもとで新たな人生を歩む決断を下すのか、その選択に注目が集まります。

縁切り寺の実態

江戸時代、女性たちは様々な理由で縁切り寺を訪れました。

縁切り寺とは、夫との離縁を望む女性や、家庭内の問題から逃れたい女性たちが駆け込む寺院のことを指します。

しかし、寺に入ったからといってすぐに離縁が認められるわけではなく、女性たちは寺内で厳しい規則のもと、長期間の修行や奉仕活動を強いられることもありました。

この第8話では、蔦重が縁切り寺に身を寄せるおこうを救うために奔走します。おこうは、夫からの虐待や家庭内の問題に苦しみ、縁切り寺に駆け込んだ一人です。蔦重は、おこうの苦境を知り、彼女を救い出すために寺の関係者や役人と交渉を重ねます。

しかし、当時の社会制度や慣習が壁となり、簡単には事が進みません。蔦重は、おこうの自由と幸せを取り戻すために、知恵と人脈を駆使して立ち向かいます。このエピソードを通じて、当時の女性たちが直面していた社会的な制約や、縁切り寺の実態が浮き彫りにされます。

鱗形屋の逆襲

かつて偽版騒動で失脚した鱗形屋(片岡愛之助)は、牢獄から解放された後、再起を図ります。彼の復活を支援したのは、同じく地本問屋である須原屋の旦那(里見浩太朗)でした。

須原屋は「江戸で生まれたのは須原屋と鱗形屋だけ」という縁を重んじ、鱗形屋の復活に手を貸します。さらに、京都から江戸に進出してきた鶴屋喜右衛門(風間俊介)も、鱗形屋に協力します。鶴屋は、蔦重の成功に嫉妬し、彼を陥れるために鱗形屋と手を組みます。

彼らは、蔦重が温めていた「金々先生栄花夢」という青本の企画を盗み、先に出版する策略を立てます。この青本は、当時のつまらない青本界隈で画期的な読み物となり、鱗形屋の新刊は大ヒットを記録します。

蔦重は、自分のアイデアを盗まれたことに悔しさを感じつつも、仲間たちと共に新たな企画を練り、鱗形屋の策略に対抗しようとします。この対立は、江戸の出版業界に大きな波紋を広げ、蔦重と鱗形屋の熾烈な競争が繰り広げられます。

田沼意次の野望

幕府の重臣である田沼意次(渡辺謙)は、政治的権力の強化と自身の地位向上を目指し、さまざまな政策を推進しています。その一環として、将軍の権威を高めるための一大イベントである日光社参を計画します。

日光社参とは、将軍が日光東照宮を参拝する行事で、幕府の威信を示す重要な儀式とされています。

しかし、この行事の実施には莫大な費用がかかるため、幕府内外から賛否両論が巻き起こります。田沼は、財政難の中でこの計画をどのように実現しようとするのか、また彼の野望が成功するのか、注目が集まります。

第8話のダイジェスト「べらぼう」公式Instagramはこちら

【べらぼう】第8話「逆襲の『金々先生』」の登場人物

人物名俳優名説明関係性
蔦屋重三郎(蔦重)横浜流星江戸郊外・吉原で貸本屋を営む青年。版元として独り立ち。
花の井 / 瀬川小芝風花吉原で働く花魁。「籬の花」で人気に。蔦重の幼なじみ
平賀源内安田顕当時有名な戯作者。
鱗形屋孫兵衛片岡愛之助地本問屋「鱗形屋」の元主人。偽版騒動で失脚。
駿河屋市右衛門高嶋政伸引手茶屋「駿河屋」の主人。蔦重の養父。蔦重の養父
きくかたせ梨乃吉原で遊女屋「二文字屋」を経営する女将。
長谷川平蔵松田龍平火付盗賊改方長官。
田沼意次渡辺謙老中。
田安賢丸寺田心田安家の次男。
北尾重政橋本淳絵師。
徳川家治眞島秀和10代将軍。
西村屋与八西村まさ彦老舗版元の主人。
磯田湖龍斎高杉真宙若手絵師。美人画を得意とする。
雛形若菜芳根京子吉原で人気の高い花魁。
唐丸渡邉斗翔明和の大火で両親を亡くした少年。蔦重に助けられ、一緒に暮らしていたが行方不明。
向こう傷の男高木勝也唐丸の過去を知る男。唐丸を脅迫する。
須原屋市兵衛里見浩太朗江戸を代表する書物問屋の店主。
鱗形屋長兵衛三浦獠太鱗形屋の次男。
松平武元石坂浩二老中首座。
影法師不明蔦重の前に現れる謎の人物。
鳥山検校市原隼人盲目の大富豪。
おこう清野菜名縁切り寺から逃げてきた女。

【べらぼう】第8話「逆襲の『金々先生』」の感想

NHK大河ドラマ「べらぼう」第8話は、主要キャラクターたちの思惑が交錯し、物語が大きく動き出す見応えのある回となりました。特に、瀬川、おこう、鱗形屋、田沼意次といった登場人物たちの葛藤や野望が丁寧に描かれ、視聴者の関心を引きつけました。

瀬川(小芝風花)の心の揺れ動きや、蔦重との微妙な関係性が繊細に描かれ、視聴者からは

「瀬川の決断が気になる」

「彼女の幸せを願わずにはいられない」

といった声が多く寄せられました。

縁切寺のエピソードでは、当時の女性たちが直面していた社会的な制約や、縁切り寺の実態が浮き彫りにされ、視聴者からは

「縁切り寺の現実に驚いた」

「おこうの救出劇にハラハラした」

といった感想が寄せられました。

鱗形屋の復讐について視聴者からは

「鱗形屋の執念が怖い」

「蔦重には負けずに頑張ってほしい」

といった声が上がっています。

SNS上ではこのような声が多数あがり視聴者の関心の高さが伺えます。

全体を通して、第8話は各キャラクターの内面や行動が丁寧に描かれ、物語の深みが増した回となりました。次回以降の展開にも期待が高まります。

まとめ|【べらぼう】第8話は、様々な人間模様が交錯する! そして次週は…

今回は、2025年大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第8話のあらすじをネタバレありでご紹介しました。蔦重は、版元として順調に仕事をこなしながらも、瀬川や縁切り寺の問題など、様々な問題に直面します。

そして、3月2日放送の第9話は 「玉菊燈籠恋の地獄」。

市中の地本問屋たちが吉原との関係を断つ意向を示し、蔦重(横浜流星)は、細見などを制作しても市中での販路が閉ざされるのではないかと懸念します。

そのような状況下、鳥山検校(市原隼人)が瀬川(小芝風花)を身請けしたいとの話を耳にした蔦重は、初めて自分が瀬川に特別な感情を抱いていることに気付き、ある行動を起こします。

一方、新之助(井之脇海)は、想いを寄せるうつせみ(小野花梨)と共に吉原を抜け出す計画を立てますが……。次回も各キャラクターの思惑が交錯し、物語は新たな展開を迎えます。第9話もどうぞお楽しみに!

第9話の予告「べらぼう」公式Instagramはこちら

第7話「好機到来『籬の花』」はこちら

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